いよいよ食欲の秋!今が旬の食べ物ってなに?

いよいよ食欲の秋!今が旬の食べ物ってなに?

2023年9月29日更新

福岡は、まだまだ暑い日が続きますが、朝晩は少し涼しくなってきましたね。涼しくなってくると、食欲も出てくるし、なんといっても秋はおいしい食材が沢山です!今回は「秋が旬の食べ物」のご紹介をしていきたいと思います。

 

秋の果物は種類も豊富でおいしいものばかり!

秋の代表的な果物をご紹介いたします。おいしい果物ですが、更においしい秋の果物の選び方をご紹介したいと思います。

 

いちじく】

・果実全体が締まって、ツヤが良いもの

・左右対称でふっくらしているもの

・果実が大きく、先端が少し割れているもの

・皮に張りがあり、ズッシリと重いもの

・皮全体が紫褐色に濃く色づいたもの

 

いちじくは、新鮮なうちに早めに食べるのが良いですが、保存する場合は皮を向いて冷凍します。食べる際は冷蔵解凍をして食べます。半解凍のシャーベット状でもおいしくいただけますよ。

 

梨】

・軸が太くて色ムラがなくふっくらとしたもの

・果皮に張りがありずっしりと重みがあるもの

・完熟して果皮のザラザラが減ったもの

・赤梨は熟して少し赤に色づいたもの

・青梨は熟して黄に色づいたもの

 

まだ青くて熟れてない梨の場合、新聞紙などに包んだ後に乾燥しないようにポリ袋に入れ冷暗所に保管しておくと良いでしょう。食べる2時間前くらいに冷蔵庫で冷やすと、よりおいしく召し上がれます。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので、冷蔵庫の野菜室に保管するのがお勧めです。

 

ぶどう】

・実がふっくらとして果皮にハリがあるもの

・果皮にブルーム(白い粉)が付着したもの

・軸がきれいな緑色をしているもの

 

鮮度が良ければ、保存方法によって4〜5日日持ちしますが、そうでないものは1日〜2日で食べたほうが良いでしょう。ぶどうも冷蔵庫で2時間程度冷やして食べるとおいしく召し上がれます。冷蔵庫の野菜室での保管がお勧めです。乾燥しないようにパックごとポリ袋に入れると、みずみずしく保管できます。

 

栗】

・果皮がつやつやとしていて光沢があるもの

・ずっしりと重さを感じるもの

・ふっくらと丸みがあり1粒が大きいもの

・虫食い穴がないもの

 

硬い皮に覆われた栗は見た目だけで、おいしいものを見分ける事が難しい果物ですね。栗は2〜3日で鮮度が落ちて張りが無くなってきます。手に入れたら、早いうちに茹でるなど調理した方がおいしくいただけます。 

 【栗の糖度を増す方法】

また、生栗を低温で貯蔵すると糖度が高くなることが知られています。そのため、すぐに食べずに、低温で熟成させるというのも1つの方法です。低温で2週間から1か月ほど寝かせる(熟成させる)と、でん粉が糖に変わり、さらに甘味の増した栗を味わえます。保存期間の目安は、家庭の冷蔵庫のチルド室(0~2度くらい)の中に2~3週間ほど入れておくと、甘みが増すそうです。途中様子を見ながら、カビが生えていないか注意しながら熟成させましょう。

 

 

魚もおいしい秋が旬の魚といえば!

といえば、秋刀魚(サンマ)や秋鮭(アキザケ)、秋鯖(アキサバ)のように「秋」という漢字が使われているものが多いです

 

秋刀魚(サンマ)】

サンマ漁は8月頃から穫れますが、本格的に旬を迎えるのは10〜11月頃です。産卵に向けて北の海から三陸沖まで南下してくるときに、一年でもっとも脂がのっておいしくなり漁獲量もピークを迎えます。

新鮮なサンマは体表にツヤとハリがあり、下顎の先端が鮮やかな黄色をしています。シンプルに塩焼きはもちろん、唐揚げや煮付け、蒲焼き、炊き込みごはんなど、幅広い調理法で楽しむことができますよ。

 

秋鮭(アキザケ)】

サケにはさまざまな種類がありますが、日本で特に親しまれているのは「白サケ」です。こちらは「秋サケ」や「秋味」とも呼ばれており、秋になると産卵のためにベーリング海やアラスカ湾から日本の川へ戻ってきます。産卵直前なので脂が少なくあっさりとした味わいですが、お腹にたっぷりと抱えたイクラも秋の味覚として人気があります。

白サケはその名のとおり、ほかのサケより身が白っぽいオレンジ色をしています。そのほとんどが天然物でクセが少ないので、お子様でも食べやすい味わいといえるでしょう。旬である秋にはお手頃価格で手に入ります。クセの少ない秋ザケは、和食から洋食まで幅広い調理法で楽しむことができます。 

 

秋鯖(アキサバ)

サバ(マサバ)は一年を通して獲ることができますが、秋〜冬にかけてが旬と言われています。10〜11月頃に太平洋各地で獲れるものは「秋サバ」、12〜2月頃に九州沿岸で獲れるものは「寒サバ」と呼ばれており、どちらも脂がしっかりとのったジューシーな味わいが特徴です。春から夏にかけては産卵期になるので、この頃のサバは身がやせ細っているためあまりおすすめできません。

サバは身にハリとツヤがあり、背の模様がはっきりとしているものが新鮮です。塩焼きや味噌煮、煮付け、唐揚げなど、少し濃いめの味つけがよく合います。さんまの蒲焼など、いつもと違う料理でたべるのも良いですね!

 

食欲の秋が旬の野菜といえば?

 

旬に食べる秋の野菜は季節を感じられるだけでなく、体調などを整える栄養素を豊富に含んでいたり、幅広い料理に使えるので良いですね!

 

【カボチャ】

秋といえば、カボチャ!と思い浮かべる方も多いと思います。野菜には、収穫後一定期間保管することでおいしさが増す種類があり、カボチャもその一つです。カボチャの収穫ピークは7月~8月ですが、夏の収穫後、数ヵ月保管を経て秋になると、水分が抜け実は甘くホクホクしたカボチャが全国的に出回ります。カボチャをよりお得に購入できるのは、最も出回る9~11月頃です。天ぷら、レンジ料理やスープやスイーツなどなど幅広い料理に使えて、かぼちゃって万能ですよね!是非おいしい季節の秋に、かぼちゃ料理を楽しんでください!

おいしいカボチャの選び方、最初に注目したいのがヘタです。ヘタがコルクのように枯れて乾いているものを選びましょう。熟成されて甘みもアップしています。ツヤがあり、持ち上げてズッシリ重たいものが中身が詰まっておいしいカボチャです。カットしてあるものだったら、種がギッシリ詰まっていてズッシリ重く色が鮮やかなものを選びます。

 

【さつまいも】

さつまいももかぼちゃ同様、夏に収穫してしばらく保管した秋頃が「食べ頃」になります。さつまいもの種類には、なんと60種類もあるそうです!有名どころは「紅はるか」や「安納芋」「シルクスイート」など、この他にもたくさん種類が有るのは驚きです!さつまいもも様々な料理で楽しむことができますね!焼き芋、天ぷら、スイートポテト、お味噌汁の具にしても秋らしさを感じる旬のメニューになりますね!

 

【茄子】

茄子には「夏ナス」と「秋ナス」と呼ばれるものがあります。「夏ナス」は気温が高く強い日差しを浴びて生長するため、皮が厚くなり、果肉も詰まった実になります。また種もやや多めです。
これに対し、「秋ナス」は昼夜の寒暖差が大きく、日差しもやわらかくなってから育つので、皮が薄くて柔らかく、しっとりと水分を含んだ実になります。種も少なめです。

夏ナスは実が詰まってしっかりしているので、熱を加えても煮崩れしにくいのが特徴です。水分も少なめなので、料理の味をあまり薄めずに、おいしく仕上げることができます。煮物や炒め物にしても崩れにくくきれいに仕上がります。

秋ナスは、水分が多くすぐに火が通るので、さっと炒めるもの、また柔らかさを生かした焼きナスや天ぷら、浅漬けなどに向いています。形が崩れやすいので、長時間の煮込み料理には向いていません。

新鮮でおいしいナスの選び方、ナスは鮮度が落ちると表面がしなびてハリが無くなります。ツヤ・ハリのあるものを選び、色が濃く、表面にハリがありキズがないものを選びましょう。へたの切り口が新しく、ガクの部分についているトゲが鋭くとがっているものほど新鮮です。水分が多い野菜なので、しっかり重みのあるものが良いでしょう。

 

秋はおいしい食材がたくさん!

 

秋が旬の食材は、その他にも沢山魚や野菜があります!野菜類は維持に深みが出てコックリおいしく、きのこ類も秋が旬ですね。しいたけも生のものが沢山出てきます、きのこのスープやきのこ鍋、焼ききのこがおいしいですね!あとは、銀杏!これもおいしい秋の味覚ですね!小さな紙袋の中に銀杏を重ならないくらいの量で入れ紙袋の口をしっかり閉じて、電子レンジで1分加熱すると硬い殻がはじけて剥きやすくなります、剥いたら塩を振りかけて食べると美味しいですよ!

夏野菜と思っていた「みょうが」も実は秋が旬なんです!いろいろな薬味に使って秋のおいしい食卓にプラスしてみるといいですね!

 

秋の夜長に、秋野菜や旬の魚でゆっくりお酒でも飲みながら楽しんでみてはいかがでしょうか?