えっ?!春はぎっくり腰になりやすいの?

えっ?!春はぎっくり腰になりやすいの?

2024年4月8日更新

寒い冬が終わり暖かくなってくると気をつけたいのが「春腰痛」と「ぎっくり首」というのもあります。年齢に関係なく若い方でも、ぎっくり腰は発症します、春は腰痛と首の凝りが起こりやすい季節なのです。では、なぜ春に起こりやすいのでしょう?今回はその理由と予防方法についてお話したいと思います。

 

 

ぎっくり腰は、どうして春に多い?

 

【ぎっくり腰の症状】

▢急に腰に激痛が走った
▢ちょっとした動作で腰に痛みが出た
▢くしゃみをして腰が痛くなった
▢しゃがんだ時に腰に痛みが出た
▢身体をねじった時に腰に痛みが出た などです。

 

寒い冬は筋肉がこわばりやすいので、ぎっくり腰をはじめとした色々な症状が出てきます。「ぎっくり腰ってクセになる」というのは、よく聞きますが、「春先はぎっくり腰が増える」これはあまり聞いたことがないと思います。実は春先だけでなく秋口もぎっくり腰が多くなると言われています。

 

 

春先にぎっくり腰が増えると言われる理由。

 

寒い冬であまり身体を動かさず動きが悪くなっている身体の状態から、春になり季節が変わり暖かくなり始めて、活動し始める時期なので「ぎっくり腰」が増えるとも言われています。これまで寒くて身体の活動性が落ちてしまっているのに、暖かくなって急に身体を動かそうとした時に「ぎっくり腰」が起きてしまいます。また春は新生活や引っ越しのシーズンでもあります、急に重たい物を持ち上げる時に「ピキッ!」と痛めてしまうことはよくある話ですね。

 

 

ぎっくり腰を予防するには?

 

予防としては、しっかりとウォーミングアップをしてゆっくり動き始めることです。季節の変わり目のぎっくり腰の一番の原因は、気温と身体の活動性の低下にあります。そのためこの時期の動き始めは特にウォーミングアップをしっかりと行い、動き出しに注意しましょう!

 

 

睡眠不足やストレスも「ぎっくり腰」の要因に?!

 

筋肉がこわばる原因は「冷え」だけではありません。睡眠不足やストレス、身体の疲労なども原因となります。ぎっくり腰を繰り返すような方は、この時期には特に体調面での管理を大切しスケージュールを見直し、ゆっくり生活を心がけてみましょう!

 

 

 

もしぎっくり腰になってしまったら?

 

ぎっくり腰になってしまうと、まずどうしますか?よく間違ってしまうのが、お風呂などに入ってゆっくり温めてしまう事です。ぎっくり腰の場合は腰に炎症が起きている状態なので、実は患部を温める事は良くないのです!お風呂に入ってゆっくりすると気持ちよくて腰に良さそうなイメージがありますが、炎症は患部を温めるのは良くありません。患部を氷などでしっかり冷やすと良いでしょう。