お歳暮は日頃から目にかけてくれている親戚や友人など、会社の上司や取引先、一年間お世話になった方へ感謝の気持ちを示すために贈るものです。
お歳暮はいつ準備を始め、いつ贈るのが正式なマナーなのでしょうか。
今回は、お歳暮を贈る時期をはじめ、贈る際のマナー、品物の選び方などをご紹介します。
◾お歳暮はいつ贈るの?
お歳暮は年の暮れや年末を意味する言葉で、一年間お世話になった方に対する感謝やお礼と、来年もよろしくお願いしますという挨拶の意味を込めて「正月事始めの日」である12月13日から12月20日までに贈るものとされていましたが、近年は関東地方を中心に時期が早まる傾向にあり、11月頃からスーパーなどでお歳暮の販売が始まり「早割り」などがあるので早めに買って、早く贈る機会があると思いますが、早すぎるお歳暮はマナーがなっていないと感じる方もいらっしゃるので、早めに贈る際は注意が必要です。
◾お歳暮を贈る際のマナー
お歳暮は今年1年の感謝の気持ちを伝える大切な贈り物です。マナーを守って、より丁寧に気持ちを伝えましょう。
お歳暮を贈る時期は、期間内ならいつでも良いというわけではなく、相手が受け取れる日を考えて、特に生鮮のものを贈る際、在宅の日や時間帯などを聞いて贈ることが大切です。相手が忙しく連絡がつかない、帰省していて品物を受け取ることが難しいといった場合は、日持ちする商品を選んでおくと贈る方も相手の方も安心だと思います。
◾お歳暮の相場はどのくらい?
お歳暮の相場は、義両親や親戚などの間柄なら3,000~5,000円程度、職場の上司やお世話になった方に贈る場合は5,000~10,000円程度が目安です。毎年送っている方には、大体同じ価格帯のものを送り続けるようにしましょう。
◾お歳暮で感謝の気持ちを伝えよう!
まざまな慣習が廃れてきた今、お歳暮はお世話になった方に感謝の気持ちを伝える数少ない機会です。心をこめて、相手が喜ぶものを選んで喜んでもらえると嬉しいですね!