【お米の歴史】お米はいつから日本で作られているの?

【お米の歴史】お米はいつから日本で作られているの?

2023年5月12日更新

日本食に欠かせない主食「お米」、お米なしでは和食は完成しません!


そんなお米ですが、いつから日本で食べられているのか、起源はどこなのか…ご存じですか?


この記事では日本におけるお米の歴史についてわかりやすく解説していきます!


お米は「いつ」「どこから」伝わったの?


水田以外で稲を見かけないことからもわかるように、稲は日本に古来から自生している植物ではありません。では、稲はいつどこからきたのでしょうか?


稲の原産地はラオスタイなど東南アジアの山岳地帯と言われています。中国の揚子江周辺で発掘された遺跡に水田跡があることから、約6500年前の中国ではすでに稲作が行われていたと考えられています。


稲作が日本に伝わってきたのは今から約2400年ほど前の縄文時代。福岡や青森にある遺跡から水田跡が見つかっています。


お米は贅沢品!?


飛鳥時代になると、お米は栄養価の高い贅沢品として、価値あるものと見なされるようになります。税としてお米を都に納めるようになったのもこの頃からです。


そこから長い間、農家がお米を作り武士や朝廷に納めるという歴史が続きます。収穫が少ない農家の人はお米を食べられず、ひえあわなどの雑穀を食べていました。


農業の現代化により米食が広がる


明治時代に入ると、文明開花と共に様々な知識や技術がもたらされました。農業も品種改良農機具の開発など革新的な技術がもたらされ、お米の収穫量が急増しました。


その後戦争でお米が配給制になったりと苦しい時代を経て、終戦後、1960年代にはお米が各家庭でも普通に食べられるようになりました。


家計の救世主はお米!?


パンうどんなど、主食にも値上げの波が押し寄せています…。これ以上上がると家計が苦しいですよね。


そんな今こそ、お米に戻ってみませんか?


お米は栄養価も充分なのに、価格の変動が少なく、朝昼晩と食べても家計に響きにくいと言われています。朝の食パンを卵かけごはんにしてみたり、ランチはおにぎりを持参したり…主食をお米にするだけで、1日数百円の節約につながります!


美味しいお米で楽しい毎日を!


和食に欠かせないお米の歴史を解説いたしました。お米が身近な存在になったのは、意外と最近なんですね!


お米があれば、リゾットパエリアなどのイタリアン、チャーハンやかに玉あんかけなどの中華まで、お米があれば色んな料理が作れます!


お米を食べて、楽しく節約してみませんか?