暑くなってくると、激辛グルメを食べたくなってきますよね。
ヒーヒー言うような激辛グルメ、苦しいのにクセになる美味しさが魅力です。
まだまだ今年もホットな激辛ブームについてお話ししたいと思います!
▋第4次激辛ブーム襲来
昨今の激辛ブームは『第4次激辛ブーム』と言われています。コロナ禍で自粛生活が始まった頃からジワジワ人気が高まり、
タレンさんやYouTuberの激辛食レポの影響から、さらに火が着きました。
目にシミるような唐辛子の辛さから、山椒や花椒のようなシビれる辛さまで、複雑な辛味を楽しむのがトレンドです。
また、激辛インスタント麺は日本だけでなく、世界中でブームがきているそうですよ!
▋泣くほど辛いのに激辛料理が美味しい理由
湯気すらヒリヒリするほどの激辛料理、口に入れれば痛みも襲ってくるほどの辛さですが、中毒性が高く、やめられない美味しさがありますよね。
辛いものに中毒性があるのは、辛いものを食べるとアドレナリンか分泌され、高揚感を味わえるからだと言われています。それだけでなく、エンドルフィンという別名「脳内麻薬」と言われるホルモンも分泌します。
つまり、辛いものを食べると気分が高揚し、脳内麻薬が大量に分泌されるので、辛くても「もっと食べたい!!」と思うのですね。
・そもそも、唐辛子が辛い理由とは?
私たちは唐辛子を食べて「辛い!」と言いますが、実は辛さを感じる器官は人間に備わっていないのです。
唐辛子を食べると、唐辛子に含まれる「カプサイン」という成分が滲み出ます。そのカプサインが口内に溶け出すと「熱さ」や「痛み」を与えます。
私たちはその「熱さ」や「痛み」を「辛さ」と感じているのです。
▋世界の激辛料理
激辛といえば中国の四川料理やメキシコ料理が有名です。
麻婆豆腐や坦々麺は、青唐辛子の辛味に花椒のシビれる辛かのハーモニーが特徴ですね。メキシコ料理は元祖激辛唐辛子「ハバネロ」で作られたデスソースをふんだんに使ったタコスなどが有名です。
タイやブータンもエスニックな激辛料理が人気です。
トムヤンクンなど東南アジアの激辛料理は酸味が加わる特徴があります。
辛さと酸っぱさが合わさった独特の味はクセになりますね!
最近は韓国の激辛袋麺もブームですね!通販でまとめ買いしている人も多いみたいです。
▋今年の夏も激辛料理で乗り切ろう!
夏に辛いものを食べるのは理にかなっていると言えます。
辛い料理を食べると発汗作用を促し汗をかきます。
汗をかくことによって身体の熱が放出され清涼感を感じることが出来ます。
夏には辛いものが食べたくなるのは、身体がこの作用を覚えているからかもしれませんね!
また夏は食欲がなくなりますよね、
辛い料理辛に使われている味成分は消化器官を刺激し、消化液の分泌が促進されて食欲増進を促します。
夏バテで食欲がない時は、敢えて辛い物を食べるのもいいかもしれません。
もちろん食べすぎや、身体が受け付けないほどに辛いものには注意が必要ですが、
辛い食べ物をうまく取り入れて暑い夏を乗り切ってはいかがでしょうか?