一年中スーパーで見かけるキャベツ。生で食べても加熱しても美味しく、年間を通していろいろな料理に使われています!コスパも良いので、家計の味方としても、欠かせない野菜です。
特に美味しいキャベツといえば『春キャベツ』ですよね!でも、春キャベツと普通のキャベツの違いは、どこにあるのでしょうか?
この記事では、キャベツの旬や春キャベツの特徴、美味しいキャベツの選び方から料理法まで詳しく解説いたします!
キャベツの旬と主な産地
キャベツは、日本全国さまざまな地域で栽培されていますが、地域によってタネを植える季節が違います。そのため、収穫時期にも差が生まれ、収穫時期により普通のキャベツと春キャベツ、そして冬キャベツの3つに分けられているのです。
春が旬の春キャベツは、葉が柔らかく、巻きも緩めで、コロンと丸いフォルムが特徴です。水分量が多く、みずみずしいので、千切りやサラダなどの生食に適しています。千葉県や神奈川県、九州地方などが主要な産地です。
夏場は長野などの高冷地で栽培されたキャベツが食卓に並びます。冬に収穫される冬キャベツは、葉がギュッと巻いているので、持つとずっしり重く、楕円形のフォルムになるのが特徴です。糖度が高く、加熱することでさらに甘みが増すので、煮込み料理に最適です!東海地方が主要な産地になります。
美味しいキャベツの選び方
春キャベツは、葉と葉の間が詰まっていなくて「ふわっ」としているものを選びましょう。丸みがあって軽いのが美味しい春キャベツの特徴です!
反対に普通のキャベツは葉がギュッと詰まっていて、丸みがないものの方が美味しいといわれています。ずっしり重いものを選びましょう。
買ってきたあとは、キャベツの芯に爪楊枝を刺し、「成長点」を破壊すると、鮮度を保つことができますよ!芯をくり抜いて、濡らしたキッチンペーパーを詰めておくのもGOOD、ポリ袋に入れて野菜室に入れれば2週間程度、保存できます。
春キャベツを使った美味しい料理
春キャベツは、普通のキャベツに比べ、ビタミンCやカロテンが約3倍多く含まれているといわれています。食物繊維も豊富なので、美容効果も抜群です!
千切りやざく切りでサラダにすると、栄養素を壊さずに食べることができます。また、加熱してもシャキシャキ感が残るので、ホイコーローやペペロンチーノなど、油で炒める料理にするのもオススメです。余ったキャベツは、マリネや浅漬けにすると、副菜として大活躍しそうですね!
栄養たっぷり!春キャベツ!
春キャベツと普通のキャベツは食感や味だけでなく、選び方にも違いがあるんですね。これからは季節を意識して、美味しいキャベツを探してみてくださいね!