4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典オリンピック。
パリオリンピックが開催され、世界中が熱気であふれていますね。
そして、オリンピックが始まると度々話題になるものがあります。
それは選手の力の源にもなる“選手村の食事”の話題です。
選手村の食事に対して、選手たちのリアルな声がSNSに投稿されていたりしますが、どんな食べ物があるのか、色々と気になりませんか?
なので!今回はパリオリンピックの選手村の食事について深掘りしてみました。
世界最大級の食堂が誕生!
パリオリンピック選手村のレストランはパリ郊外のサン・ドニにある
映画撮影スタジオ「シテ・デュ・シネマ」の建物内に設けられました。
24時間営業で、3500人が同時に食事ができ、
食堂としては世界最大級の規模となりました。
今回の選手村食堂の特徴としては、
「地球にやさしく健康的なメニュー」です。
メニューの1/3はベジタリアン料理
これはパリ五輪が地球温暖化対策を看板に掲げていてるためで、
地産地消にこだわり、提供される料理の80%がフランス産、
さらにカーボンフットプリント削減のため野菜中心の料理を重視していて、
全体の1/3がベジタリアン料理を締めているそうです。
ただこれに関しては開催して間もなく、
各国選手団から「肉が足りない」といった不満が相次いだため、
肉や卵料理のメニューを増やすなどの対策をしたそうですよ。
三つ星シェフ考案レシピ
メニュー作りにはフランス料理界の有名シェフ3名、
「ミシュラン」の三つ星シェフが参加しました。
ミシュラン1つ星のアクラメ・ベナラルは、
キヌアの食感を活かしたミューズリー「ムスリノア」のレシピ考案。
女性シェフのアマンディーヌ・シェニヨは、
「アーティチョークのピュレ添えクロワッサン」のレシピを考案しました。
なんだかおしゃれでフランスらしい料理ですよね。
最終的にレシピは500種類以上考案され、
4つのカテゴリー(●フランス●アジア●アフリカカリブ●世界の料理)
から日替わりで毎日40種類の異なる食事が提供されました。
そしてレストランにはチーズコーナー、ベーカリーコーナー、デザートバー、
多種多様な果物が提供されるフルーツバーなども用意されたそうですよ。
選手からはピザやチョコレートマフィン・焼き立てのバゲットが好評だったそうで、
残念ながら、シェフ渾身の料理に関しては「味が薄い」など賛否両論あったようです。
おわりに
今回はオリンピックの裏舞台!選手村の食事について深掘りしてみました。
美食大国フランスの選手村食堂は美意識と健康意識が高く、
体力資本の選手が求めている食事とは少しズレしまったのかもしれませんね。
ですが!国の特色が色濃く出て面白い!様々な意見があった選手村の食事ですが、著者は食べてみたいと思いました〜!
※掲載の写真はすべてイメージです。