ほろりと口の中でとろける豚の角煮!甘辛いタレが食欲を刺激する大人も子供も大好きなスタミナメニューで、「硬いものはちょっと…」というお年寄りからも人気ですね。
そんな豚の角煮は長崎の郷土料理だってご存じでしたか?
この記事では豚の角煮のルーツとなった料理や長崎の郷土料理となった背景などをご紹介いたします!
豚の角煮のルーツとなった料理は?
豚の角煮のルーツは、中国の『東坡肉(トンポーロウ)』という料理だと言われています。この料理は、蘇軾(蘇東坡)という宋の詩人が好んで食べていたことから東坡の肉=東坡肉という料理名になったそうです。豚の角煮と同じように甘辛いタレで豚肉を煮込みます。
長崎にトンポーロウが伝わってきたのは江戸時代のこと。中国と国交があった長崎では、日本風にアレンジした中華料理が卓袱(しっぽく)料理として、宴会の席で振る舞われていました。トンポーロウもそのメニューの一つとして根付き、『豚の角煮』として、庶民の間でもつくられるようになったそうです。
豚の角煮に欠かせない「豚バラ肉」!
ゴロンと大きな豚肉が柔らかでジューシーに煮込まれた豚の角煮、美味しさの秘訣は「豚バラ肉」です。豚バラ肉とは、豚のお腹まわりの肉で、甘味が美味しい脂肪分とぎゅっと締まった赤身肉が交互に重なっているのが特徴です。その見た目から「三枚肉」と呼ばれることもあります。
豚バラ肉は脂肪分が多いので、美容に悪そう…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は豚バラ肉にはコラーゲンがたっぷり!お肌のハリツヤを保つのにも欠かせない栄養素です。美容だけでなく、骨粗しょう症や関節炎の予防、動脈硬化の予防などにもコラーゲンは欠かせないので、食べやすくて美味しい豚の角煮はお年寄りにもオススメの料理なんですよ!
トロトロ美味しい豚の角煮を作るには…
豚の角煮は、大きめの豚バラ肉で作るのがポイントです。中までしっかり味を染みこませ、箸を入れたらトロっと切れちゃうほどの柔らかさに仕上げたいところ。
豚バラ肉を下茹でし、余分な油を落としてから、ゆっくり煮込んでいきます。味を染み込ませるのに時間がかかるので、圧力鍋を使うのもオススメです!
忙しい時でもすぐ食べられる!アットミールの豚の角煮
豚の角煮はジューシーで栄養たっぷりですが、作るのに時間がかかるのが難点です。
忙しい時には、アットミールの豚の角煮がオススメです!甘味が豊かで美味しさ満点の九州産豚バラ肉をじっくり煮込んだアットミールの豚の角煮なら、いつでも解凍するだけで豚の角煮を味わえます!
この機会にぜひお試しください!