今が旬の新ごぼうを食べよう!

今が旬の新ごぼうを食べよう!

2023年5月1日更新

食物繊維が豊富な「ごぼう」、中でもこの時期に収穫されるごぼうは「新ごぼう」と呼ばれる特別なごぼうとして知られています。


今日は新ごぼうとはどんなものなのか、味の特徴やオススメの調理法についてご紹介いたします!


新ごぼうとは?


新ごぼうとは、秋に植えた「ごぼう」を、春から初夏に若採りしたものです。一般的なごぼうよりも皮が薄く白っぽい見た目、味は風味が豊かで柔らかな食感が特徴です。


普通の「ごぼう」とは異なり、アクが少ないので、面倒なアク抜きが不要なのも嬉しいポイントです。さっと火を通すだけで手軽に堪能できますよ!


新ごぼうが食べられるのは今だけ!?


春〜初夏にかけて新ごぼうは収穫されます。普通のごぼうは秋に収穫し、土付きで保管すれば長持ちしますが、新ごぼうは生育しきっていないため、鮮度が命です。収穫したら、すぐ出荷され、ご家庭でもなるべく早めに食べることが推奨されています!


栄養たっぷり、新ごぼう


ごぼうは「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」のバランスが良く、腸内環境を整える『腸活』に最適な食材です。また、新ごぼうは食物繊維の他に、ミネラルもたっぷり含まれています。


美味しい新ごぼうの選び方


新ごぼうを選ぶ際には、できるだけ白いものを選ぶようにしましょう。収穫されたばかりの新ごぼうは真っ白です。時間が経つと、皮の表面が酸化し、青みがかってきます。


ご家庭で保管するときは、ラップでくるんでおくと、風味を保つことができますよ!


また、新ごぼうの皮にはたくさんの栄養素が含まれています。表面を手でこすり洗いすれば、そのまま食べても大丈夫です。水にさらす時間は2~3分で十分でしょう。


新ごぼうの美味しい食べ方


新ごぼうは、アクが少なく優しい風味が特徴です。副菜だけでなく、天ぷらやかき揚げなど、さまざまな料理に使うことができます。


普通のごぼうのように煮物やきんぴらにすることもできますが、新ごぼうならではの風味と食感を味わうためには、さっと茹でてサラダにするのがオススメです。ささがきにして2〜3分茹でた新ごぼうとシャキシャキのミツバ、マヨネーズを和えた「新ごぼうのマヨネーズ和え」は、爽やかな風味とこっくりした味が魅力で、春の訪れを感じられるイチオシメニューです!


他にも、どじょうを卵とじにする柳川鍋、柳川丼にすると、新ごぼうの優しい甘さを堪能できます!


旬の新ごぼうを味わおう!


新ごぼうを食べると、ごぼうの新しい魅力に気づきます!スーパーや八百屋で新ごぼうを見かけたら、ぜひサラダや柳川鍋にして、旬の味を堪能してみてくださいね。