2022年の土用の丑の日はいつ?うなぎ以外でも良いってホント?

2022年の土用の丑の日はいつ?うなぎ以外でも良いってホント?

2022年7月16日更新

 スーパーのあちこちにうなぎが並ぶ土用の丑の日、夏の風物詩のひとつですね!

なんと今年は2回うなぎが食べられるとのウワサも…?

 

土用の丑の日について徹底解説いたします!

 

そもそも土用の丑の日とは?

 

 

「土用の丑の日」意味までわかるという方は少ないのではないでしょうか?

まず土用とは節分や彼岸と同じ雑節のひとつです。立春・立夏・立秋・立冬、それぞれの日までの約 18日間を指します。

つまり土用は年に4回、季節ごとにあるということですね!

 

私達がうなぎを食べる土用は夏土用といって、立夏の前18日間を指し、今年は7月20日〜8月6日までが夏土用となります。

夏土用の中の丑の日とは干支の丑(うし)からきています。今年は寅年ですが、同じように365日を12で割った日干支というものもあります。土用は18日間あるので、12日に1度の丑の日は、タイミングによっては2回やってくるのです。

土用の丑の日、あまり馴染みがない節句ですが、意味がわかるとシンプルですね!

 

2022年の土用の丑の日は7/23と…?

 さてさて、今年の土用の丑の日は7月23日(土)と8月4日(木)です。この場合最初の丑の日を「一の丑」、2回目を「二の丑」と言い、一の丑にあたる7月23日にうなぎを食べるのが一般的ですもちろん、二の丑に食べても問題ないですし、両日とも食べても大丈夫です!

 

土用の丑の日にうなぎを食べるようになったワケ

 

 

日本では古来より夏バテ防止に鰻を食べる習慣があったと言われています。

土用の丑の日=うなぎとなったのには、蘭学者の平賀源内が経営不振のうなぎやに『本日、土用の丑の日』とキャッチコピーを掲げるようアドバイスした…という言い伝えが残っています。

実際に平賀源内のアドバイスであった証拠が残れていないことから、真偽は定かではないとされていますが、『江戸年中風俗之絵』という江戸時代に描かれた浮世絵の中でもうなぎ屋さんが『今日、うしの日』と宣伝している絵が残されています。

 

「う」がつく食べ物で無病息災を祈願

 

 

栄養豊富なうなぎに限らず、丑の日には「う」の付く食べ物を食べると健康に過ごせるという風習があります。

うなぎの他にはクエン酸たっぷりの「梅干し」や胃腸に優しい「うどん」などを食べると良いですね!

 

今年の土用の丑の日は「う」がつく食べ物を食べて家族みんなの無病息災を祈願しましょう!