みなさんは「ガタリンピック」ってご存知ですか?九州の佐賀の方なら言わずと知れたイベントではないでしょうか?
「ガタリンピック」とは佐賀県鹿島市の有明海の干潟の上で行われる珍競技のイベントです!
今回は、ガタリンピックについてお話していきたいと思います!
■多種多様な生物の宝庫!有明海の干潟!
有明海は、佐賀、福岡、長崎、熊本の4県に囲まれた九州最大の海です。干潮と満潮を繰り返し、潮が引いた時と満ちた時の干満差は、日本一となる6~7メートルに到達します。干潮時には「干潟(ひがた)」と呼ばれる柔らかい泥の地形が現れ、その面積は日本最大になります。多くの栄養が含まれる干潟には、ムツゴロウやシオマネキなど有明海でしか見られないような生物が生息しています。そのため干潟に生息する生物を捕獲するために多くの野鳥も訪れます。
■「ガタリンピック」の語源
1985年から毎年開催される様になった「ガタリンピック」は干満の差が日本一大きい有明海では、干潮時に広大な干潟が姿を現します。その中でも鹿島市七浦地区の干潟は、約9万年前の阿蘇山大噴火によって堆積した土砂が長い年月をかけて変化し、粒子の細かいクリーミーな泥に覆われています。この干潟で、毎年、大勢の参加者が泥んこになって競いあうユニークな競技大会が「鹿島ガタリンピック」です。はい、語源はその名の通り干潟の「ガタ」とオリンピックの「リンピック」ををかけ合わせて「ガタリンピック」となりました!
■「ガタリンピック」ってどんな競技?
鹿島ガタリンピックで定番の競技のひとつに「潟(ガタ)スキー」を用いた「人間むつごろう」があります。潟スキーは、有明海のムツゴロウという魚の漁で用いられる、身長ほどの長さのある木の板で、その木の板にうつぶせになり、両手で漕ぎ進んで速さを競います。子供から大人まで幅広い層から人気の競技で。親子の部もあるので2人乗りをして親子参加しても楽しそうですね!
「ガタチャリ」?って何?
もうひとつユニークな競技が「ガタチャリ」読んで名のごとく、自転車(チャリ)に乗って、ガタの上に敷かれた板の上を自転車で走り抜けるという競技です!しかもこの自転車にはブレーキはついていません!
泥まみれの板の上はヌルっと滑りやすく、大半の人がゴールに辿り着けないという、なんともユニークな競技ですね♪
他にも楽しい見どころとレクレーションが盛り沢山!
クレーンから下げられたロープから干潟へダイブする「ガターザン」という競技があります。着地の距離だけを競うのではなく、パフォーマンス面も得点として加点されるので、おもしろターザンは「皆の笑い」と「得点」に加点され、見る方も競技者の方も楽しいこと間違いなしですね!
競技参加は予約と参加費が必要です!公式HPより「競技受付」をしてくださいね♪
※受付期間は競技によって変わってきます。早めにチェックして下さいね!
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開催日:2025年6月8日(日曜日)12:00~16:00
開催場所:七浦海浜スポーツ公園(道の駅鹿島)
料金:観覧無料・競技参加者は有料
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「鹿島ガタリンピック」に参加したい!挑戦したい!という方は、是非問い合わせをして下さいね♪どなたでも参加オッケーなので、興味がある方はエントリーして参加してみよう♪いずれも参加人数に達したら受付終了になるそうです!人気のイベントになっております、応募者多数の場合は抽選になるようですよ!泥んこになって、鹿島の気持ちの良い泥で思いっきり遊んでみてはいかがですか!?