初夏・旬の食べ物特集

初夏・旬の食べ物特集

2024年5月24日更新

爽やかな初夏、スーパーでは様々な旬の食材を見かけるようになる今日このごろ。

今回のコラムでは、この初夏にオススメの旬の食材をご紹介していきます。

旬の食材を取り入れて、食事とともに季節を味わってくださいね。

 

新ごぼう

 

 

 

まだ成長途中のごぼうを、この時期に早めに収穫したものを新ごぼうといいます。

 

新ごぼうは、冬に収穫されるものより色が白くて短いのが特徴です。美味しい新ごぼうの特徴は下記になります。

 

おいしい新ごぼうの見分け方

◼︎太さが均一で根が少ないもの
◼︎ひび割れがなくほどよい弾力があるもの
◼︎泥付きの物が鮮度が高いです

 

優しいごぼうの香りと、やわらかい食感が新ごぼうならではの味わいです。やわらかい新ごぼうは、サラダやきんぴらにして食べるのがおすすめです。

アクが少なく香りも良いため、お子様にもたべやすいです。

 

 

さくらんぼ

 

 

さくらんぼは、5月ごろからおいしい時期を迎えます。

β-カロテンやビタミンCが豊富で、美肌効果や疲労回復が期待できますので、特に女性に嬉しい果物です。

また、ナトリウムを排出するカリウムも含まれているので、高血圧予防にも役立ちます。 

 

おいしいさくらんぼの見分け方

◼︎ 鮮やかに色づき、ハリとツヤがあるもの
◼︎ 青みが残る部分がある実は避ける
◼︎黒っぽくなったり斑点があるものは 熟し過ぎている

 

日本では、さまざまな種類のさくらんぼが収穫されています。山形はさくらんぼの生産量日本一で、国産のさくらんぼは甘酸っぱくて上品な味わいです。

 

 

 たけのこ

 

私達がスーパーでよく目にするたけのこは「孟宗竹」という品種になります。孟宗竹は主に3月初旬~5月中旬に旬を迎えます。

たけのこの中でも一番大きくて太い品種です。口に入れると柔らかく、香りもよく歯ごたえがあります。

 

おいしい皮付きのたけのこの見分け方

◼︎形がよく、ずんぐりとした釣鐘型
◼︎外皮が湿っていて、薄茶色
◼︎先端(穂先)が黄色で開いていない
◼︎切り口がみずみずしく、根元に赤い粒々が少ない

 

おすすめの食べ方は、たけのこご飯、煮物、焼き物や、天ぷらなど、いろいろな調理方法で楽しむことができます。

ぜひ、お好みの食べ方を探して、旬の味を楽しんでみましょう。

 

 

カツオ

 

カツオの旬は春と秋の年2回。春は初カツオ、秋は戻りカツオと呼びます。初ガツオの身はさっぱりしており、戻りガツオは脂が乗っているのが特徴です。

初がつおは3月頃に餌を求めて太平洋側を北上し、45月頃に本州中部にたどりついて漁のピークを迎えます。

この頃はまだ餌を十分に食べていないため、脂が乗ってなく、さっぱりとした味わいです。身は鮮やかな赤色で引き締まっており、赤身本来の風味や食感を存分に堪能することができます。

 

【おいしいカツオの選び方

◼︎身が澄んだ赤色
新鮮なかつおの切り身は、身が澄んだ赤色をしています。鮮度が落ちたかつおは身が茶色っぽかったり、血合いが黒ずんでいます

◼︎魚体の縦縞がはっきりしている
新鮮なかつおは体の表面に縦縞がはっきりと見えます。鮮度が落ちたかつおは縦縞がぼやけていきます。また、目が澄んでいてエラが綺麗な紅色のものを選びましょう。

◼︎大きいものほど脂がのっている
かつおはサイズが大きいものほど脂がのって美味しいです。切り身を選ぶときも、身が分厚いものを選びましょう。

 

サザエ

 

 

サザエは通年食べることができますが、産卵期を迎える前の3~5月は特においしい時期といわれています。

産卵期のさざえは多くの栄養をたくさん溜め込んでいるので、魚に例えると太って、脂が乗っている状態といえます。

 

さざえは栄養がとても豊富です。

タンパク質からはじまり、目に良いと言われているビタミンB1、ビタミンB2、アミノ酸。疲れにいいとされるタウリンや鉄分などが含まれています。

 

さざえの美味しい食べ方は、つぼ焼きが有名ですが、新鮮なさざはお刺身も抜群に美味しいですし、炊き込みご飯や煮物にしても良いですね。あのコリコリとした食感がたまらないですよね。

 

まとめ

この時期ならではの美味しそうな食材ばかりでしたね。

栄養たっぷりな初夏の旬の食材をたくさん食べて、体調を整えて本格的に暑い夏に備えましょう!