夏にこそ食べよう!トロピカルフルーツのすごい栄養素!

夏にこそ食べよう!トロピカルフルーツのすごい栄養素!

2024年8月28日更新

パイナップル、マンゴー、バナナなどの熱帯や亜熱帯が原産の果実トロピカルフルーツ。
味が濃く甘さたっぷりでスイーツとしても人気ですよね。

ビタミンなどの栄養が高いイメージがありますが、
トロピカルフルーツは夏に必要な栄養素がたっぷりな果物という事はご存知でしたか?
今回のコラムでは栄養満点なトロピカルフルーツについて深掘りします。



●夏バテ予防に効果的なカリウムたっぷり!


トロピカルフルーツにはカリウムが多く含まれています。


100gあたりで換算するとわかりやすいのですが、

日本の代表的な果物みかんやスイカが140mg前後に対し、

トロピカルフルーツで有名なキウイには290mg、バナナには360mg

“果物の王様”の別名を持つドリアンにはなんと!510mgも含まれていて、

みかんの4倍近いカリウムが含まれています。

 


カリウムとは、体の調子を整えてくれるミネラルの一種で、体内の水分調整や筋肉の働きや血圧の安定に関わっている成分です。

カリウムが不足すると気だるさや食欲不振に繋がるとされています。
夏は特に汗をかくことで体内のカリウムが流れ出てしまうため、夏場にカリウムを積極的に摂取することが重要と言われています。


カリウムを摂取することで、熱中症などによる体温上昇を防いだり、滞った代謝を促進し夏バテ防止に繋がるのです。


そんなカリウムは、水に溶けやすく損失しやすくので、生のまま食べることが効果的です。
果物は生で食べれるので、栄養を損なうことなく食べることができます。


●トロピカルフルーツは食物繊維が豊富!


美容やダイエットに欠かせない栄養素「食物繊維」!
トロピカルフルーツは食物繊維も豊富です。
こちらも100gあたりで換算してみます。


トロピカルフルーツで有名なパイナップルの食物繊維は2.3g、キウイは3.8g、パパイヤは4.4g

これは同じ果物のスイカやみかんの6〜7倍以上の値になるから驚きです。

食物繊維も夏に摂りたい栄養素です。
食物繊維は、便通を整えて便秘を防ぐうえで欠かせないだけでなく、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあります。


この働きによって腸の負担が軽減され、自律神経が整えられると言われています。
食物繊維を取ることで夏バテでの食欲不振や気だるさが解消されると言えるでしょう。


●夏に絶対摂りたいビタミンCも豊富


ビタミンCもトロピカルフルーツには豊富です。
ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に不可欠な栄養素で、
肌や骨の健康を維持するために欠かせません。

夏は日差しが強く、シミや日焼けが心配されます。
ビタミンCは紫外線による酸化の抑制の効果があるので、
夏にしっかり摂りたい栄養素といえます。

 

 


トロピカルフルーツのアセロラにはビタミンCが100gあたり1000mg以上含まれています。
これは果物の中でなんとNO1の含有量となのです!
そのほかにグァバやキウイなどのトロピカルフルーツも果物の中で特にビタミンCが多いです。


●まとめ

 

まるで南国の陽射しを閉じ込めたかのような豊潤な味わいのトロピカルフルーツ。
美味しいだけではなく栄養がたっぷりですごい食べ物だと再認識しました。
みなさんも残暑の暑さに負けないように、栄養たっぷりのトロピカルフルーツを食べましょう〜