太宰府天満宮の名物!梅ヶ枝餅ってどんな食べ物?

太宰府天満宮の名物!梅ヶ枝餅ってどんな食べ物?

2025年1月7日更新

あけましておめでとうございます。
2025年の本年度もUMACA弁当と
UMACAのコラムコーナーをよろしくお願いいたします!

ところで皆様は初詣に行かれましたか?
福岡の初詣といえば太宰府市の「太宰府天満宮」福岡市の「筥崎宮」福津市の「宮地嶽神社」を
三社まわる三社参りが有名です。

 



その中の大宰府天満宮は「学問の神様」菅原道真公を祀る神社として全国的に知られています。
そして太宰府天満宮の参道で購入できる名物お菓子「梅ヶ枝餅」!
餡こを包んだお餅を焼いたシンプルなお菓子ですが、
すごく美味くて、行列ができる人気店も数多くあります。


ということで今回のコラムは
新春!太宰府天満宮の名物「梅ヶ枝餅」について色々ご紹介していきます!

 

梅ケ枝餅とは?

 

小豆餡を薄い餅の生地でくるみ、鉄板で焼いた焼き餅です。
手のひらに収まるサイズで、基本的には店頭で手焼きしていて、
その場で焼き立てを食べる事ができます。
一口食べると、焼いた表面はサクッと、餅の部分はモチモチで、
餡この優しい甘さの口いっぱいに広がります。
どこのお店も一個から購入できて、食べ歩きができる楽しみもあります。


梅ヶ枝餅の起源


梅ヶ枝餅の起源は、なんと菅原道真公の逸話が関係していると言われています。
時は平安時代、無実の罪によって京都から太宰府へ左遷された道真公は、
罪人と同様の生活をしていました。あばら家に住み、外出もままならず
食べる物にもひと苦労だったそうです。


そんな中、浄妙尼という老婆が現れ、道真公の世話をしてくれていました。
道真が梅が好きだと聞けば、梅の枝にさした餅を供してくれたそうです。
そうです、これが梅ヶ枝餅の起源と言われています。

この場所は現在の太宰府市朱雀にある神社「榎社」になっていて、
社内にある祠には今でも浄妙尼が祀られています。

 

 

梅ヶ枝餅が名物になったのは江戸時代

 

 

江戸時代に全国の有名社寺へ参詣する旅行が爆発的に流行しました。
太宰府天満宮に参詣して、太宰府周辺の名所を巡ることを「さいふまいり」と名付けて、当時から旅行客がたくさん訪れていたそうです。


その時に名物として梅ヶ枝餅が「さいふまいり」のお土産として定着しました。

 

 

太宰府天満宮には梅ヶ枝餅屋が30軒以上!

 

 

太宰府天満宮の参道や周辺には、約30軒の梅ヶ枝餅のお店があります。
基本的な製造方法は変わりませんが、餡の甘さや量、生地のもっちり感、などお店でそれぞれの味わいがあります。


また、抹茶セットや、コーヒーセット、などのサービスの違いがあったり、お店の雰囲気も様々で、大正ロマン感じる和テイストのお店や、庭園を眺めながら梅ヶ枝餅を楽しめる純和風のお店もあります。

 

少しだけお店をご紹介

 ●かさの家…参道にある人気の梅ヶ枝餅屋、モチモチの皮に餡がぎっしり。抹茶セットが人気です。

●やす武…厳選した材料を使用したこだわりの梅が枝餅が人気。
●お石茶屋…本殿の裏にある食事処。お茶屋さんらしい内装が落ち着きます。
●中村屋…皮はもっちりしていて食べごたえがあります。「抹茶セット」が人気です。
●甘木屋…太宰府天満宮の裏手にある明治時代からある老舗。外側の皮がサクサクなのが特徴。

 

まとめ

 

コラムを書いてて久々に食べたくなりました〜。
私のおばあちゃんの家が太宰府の近くだったので、小さい頃はよく食べていました。
梅ケ枝餅は冷凍もできるから、冷蔵庫に常備されていました。
レンジで温めたあと、トースターで表面をカリッと焼いたら
焼き立てみたいで美味しく食べられます。
太宰府に行った時はぜひ梅ケ枝餅を食べてみてくださいね〜。