ジメジメして寝苦しい日が多いこの季節、「熱帯夜」には寝つきが悪いばかりか、夜中に何度も目覚めたり、疲れが残ったりという人も多いのでは?そこで夏の寝不足を解消する為に役立つ「快眠技」について紹介していきます!
暑いからと言ってむやみに身体を冷やすのはNG!
暑いと、どうしても冷えた部屋や冷たい水風呂などに入りたくなりますが、冷気や急な冷却によって手足の毛細血管が収縮して体の熱を放熱する機能を妨げてしまいます。急激に冷えた皮膚表面を温めようと身体が働き、逆に体内は体温を上げよう上げようとして、余計に熱くなる場合があります。
では、どんな方法で快適に眠れるようになるのでしょう?
お風呂は寝る1時間前までにバスタブ入浴するのがオススメ。
快適に眠るためには「深部体温」を下げる事が大切です。シャワーだけで済ませてしまいがちな夏ですが、夏もバスタブに浸かって入浴することをオススメします。
では「深部体温」とは何でしょう?深部体温とは脳を含めた内蔵の体温のことです。この深部体温を下げるには、涼しい部屋で過ごすことや体温程度38℃〜40℃のぬるめのお湯に20分程度入浴することで、皮膚表面から体内の熱を放出します。また自律神経も整い自然と眠気がやってきて良い睡眠がとれるそうです。入浴は睡眠の1時間前には済ませておくのが理想です。
寝室はあらかじめ冷やしておく
いざベッドに入ってエアコンのスイッチオンでは、なかなか部屋も冷えません、部屋に入る30分前から部屋を涼しくしておくと、ベッドに入ってすぐ快適に眠れます。
エアコンの風が苦手な方もいらっしゃると思います。でも暑いと寝苦しい・・・
エアコンの温度を適温にし扇風機との併用をオススメします。睡眠中に風が直接身体に当たると身体が疲れてしまいます。扇風機の風を壁に向けて、部屋の空気の流れを作るだけでも違いますよ!扇風機のベストポジションを探してみてください!
夏でも薄手の長袖パジャマがオススメ!
夏は、ほとんどの方が半袖・短パンなどをパジャマにしていると思いますが、寝ている間の身体の冷え過ぎは、途中で目が覚めたりして良くありません。
人は寝ている間にコップ1杯の汗をかくといわれています。吸水性の良い綿やシルク素材の長袖、長ズボンを着て、肌掛け布団 やタオルケットなどで体温調節をすると、快適に眠れるでしょう。
寝る前の飲み物はカフェインレスのものを
寝る直前や夕飯時にカフェインが入っているコーヒーや緑茶などを飲むと、眠りの妨げになるので夕方からは避けるようにしましょう。
カフェインレスのルイボスティーや麦茶、白湯などを常温で飲むことをオススメします。
いろいろな快眠方法をご紹介しましたが。大切なのは「冷やしすぎず」です。「深部体温」を最適に下げて、身体の熱を上手に追い出しながら快適に過ごしましょう!