2025年になって1ヶ月経ちましたね。
今年は新制度がたくさん導入される年になるのはご存知ですか?
実はすでに今月(1月)から変わった法律や制度がたくさんあります。
知らないままだと、困ることも起きるかもしれません。
今回のコラムでは、1月に変わる制度に絞って、
わたしたちの生活に関係してくる制度の変更・新制度を一緒に確認していきましょう!
▋1月から変わる生活に関係する制度
●ガソリン補助金、1月16日から縮小
いままではガソリン価格を抑えるため、政府が石油元売り補助金を支給していました。
その補助金が先月の12月に一度縮小されたのですが、さらに今月1月の16日から再度縮小されます。
これは1リットル当たり5円程度の値上がりにつながる見通しで、レギューラーは全国平均185円程度まで上昇する見込みです。
毎日車を使っている人には、本当に嫌なニュースですよね。
●入社祝い金(就職お祝い金)の規制強化
そもそも入社お祝い金とは、転職を仲介する業者が、企業などからの手数料の一部を、転職した人に「お祝い金」として支給する金銭や旅行券などの物品のことです。
このお祝い金は何が問題かと言うと、短期間の転職を促し雇用のバランスを崩したり、手数料の負担が施設側の経営を圧迫したりと言われています。
そして、そのお祝い金は2025年4月1日から、原則禁止されます。
その前段階として、今月(1月)1日に。職業安定法指針に規定されている「転職勧奨の禁止」と「お祝い金等の提供の禁止」を許可条件に追加されました。
●自動車保険が値上げ 軽自動車の保険料率は7区分へ拡大
2025年1月より大手損保会社4社をはじめ、各社の自動車保険料が平均3.5~5%程度値上がります。
値上げの理由は物価上昇に伴う修理費の増加や自然災害の頻発化などと言われています。
また、ご自分が契約している保険会社が値上げを行わない場合であっても、軽自動車に乗っている場合は保険料が変わる可能性があります。
その理由は2025年1月より軽自動車の型式別料率クラスが拡大されるからです。
型式別料率クラスとは、自動車の型式ごとの事故発生状況を基に設定された保険料です。
事故の多い型式には高い保険料が設定されるという仕組みで、
今までは軽自動車は低めのクラス3でした。これが1月以降の契約からクラス7に拡大されます。
自動車保険を契約してから何年も見直していない人は、このタイミングで確認して無駄がないかチェックしてみると良いかもれません。
●イギリス政府、入国時に「ETA」取得を義務化
これまで、日本国籍の渡航者は最大6カ月間、ビザなしでイギリスに滞在できました。
ですが2025年1月8日から変更され、イギリスへ入国する際は「ETA」による渡航許可の取得が義務化されます。
イギリスのETAとは、英国に入国するために必要なデジタル旅行許可証です。
ETAは観光、ビジネスなど、短期滞在目的などの目的であっても取得する必要があるため、イギリスへの渡航を考えている場合は注意が必要です。
申請は公式HPやアプリから手続きができ、申請料は10ポンドです。
審査にかかる日数は通常3営業日ほどかかるので、イギリスに行く方は早めに準備をしましょう。
▋まとめ
2025年の1月に変わる制度を、ごく一部紹介しました。
今年は様々な制度が変わる年になると言われています。
知らずに損をしたり、失敗をしないように、予め知っておくことが大切ですね!
また一緒に勉強しましょ〜!