黄色い花が一面に咲く菜の花畑。可愛らしい菜の花が一斉に咲く様子は見応え満点です。各地の菜の花畑は観光スポットとしても有名ですね!
菜の花の開花時期は2月〜5月頃で、暖かい南の地方から咲き、関東地方では3月〜4月頃、北海道では5月頃に見頃を迎えます。
綺麗な花が咲く菜の花ですが、花が咲く前のつぼみは食用としても人気がある食材です。
この記事では食用の菜の花の食べ頃や栄養、オススメの食べ方について解説致します!
食用の菜の花とは?
菜の花とは、アブラナ科アブラナ属に分類され、黄色い花を咲かせる植物の総称です。スーパーなどで「菜の花」として売られているものは、菜花(なばな)という食用の品種です。花茎・つぼみに独特の苦味・風味があるのが特徴です。
食用の菜の花は、花が咲く前が旬ですので、1月〜3月頃までが食べ頃です。千葉県や徳島県・香川県など四国地方が名産地として知られています。
菜の花の栄養価
キャベツやブロッコリーなど、アブラナ科の野菜は栄養価が高いものが多い傾向にありますが、旬の菜の花は特に高い栄養を有しています。
βカロテンやビタミンB群、ビタミンCを多く含みます。ビタミンCの含有量はほうれん草などの他の緑黄色野菜と比べてもダントツで多いのが特徴です。鉄分も豊富なので、貧血気味の方にもオススメです!
菜の花を使った料理レシピ
菜の花は和え物やソテー、おひたしなどの食べ方で食べると、風味を楽しむことができます。和え物やおひたしは、サッと茹でて味付けし、一晩寝かすと風味を損なわずに味を馴染ませることができます。和え物なら「胡麻和え」や「からし和え」、おひたしなら、ごま油をちょい足ししたり、油揚げを入れるのもオススメです!
また、菜の花のソテーなら下茹でも不要です。食感を損なわないよう、サッと炒めましょう。油との相性が良いので、多めの油で炒めると香ばしさが引き立ちます!ベーコンやニンニク、アンチョビなどと一緒に炒めるのがオススメです。ペペロンチーノの具材にするのも良いでしょう。
手間がかかりますが、衣をつけて天ぷらにするのも人気の食べ方です。そのまま揚げても良いですし、かき揚げにするのも美味しいですね!
風味豊かな菜の花を食べて春を感じよう!
食用菜の花の旬や栄養価、オススメの食べ方をご紹介いたしました。
意外と簡単に調理できるので、スーパーで見かけた時は、菜の花料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?