金運アップ?古来から伝わる巳年の意味は?

金運アップ?古来から伝わる巳年の意味は?

2025年1月22日更新

2025年になってもうすぐ1ヶ月!(早い)
いまさらですが、今年の干支はヘビです。
白蛇は縁起がよく、金運アップのイメージがありますよね。
なので今回のコラムでは、古来から伝わるの巳年の意味を探って
最後は蛇を祀るパワースポットをちょっと紹介します。

 

十二支での立ち位置

 

 

十二支が生まれたのは、中国の「殷」の時代と言われています。
日付や時刻、方角などを表すために使われていて、
最初はただの文字でしたが、字が読めない庶民に普及させるために、
発音が近い動物を当てはめていったと言われています。

 

十二支での巳の豆知識

十二支では、6番目
巳の方位は、南南東
巳の刻は、午前10時を中心とする約2時間
巳の月は、旧暦4月
陰陽は陰、五行は火

 

蛇は古くから信仰される神様

 

昔の人からすると、脱皮を繰り返す蛇は永遠の命をもった生き物のように思え
古くから豊穣神・天候神として信仰の対象とされてきました。
「古事記」や「日本書紀」に登場する自然の驚異を神格化した存在、
蛇神ヤマタノオロチも本来は水神として祀られていました。

 

 

また蛇が餌を食べなくても生きられることから、
「神の使い」としても崇められ、全国各地に蛇神を祀っている神社があります。
さらに、蛇は七福神の女神「弁財天」の神使として有名です。

蛇と金運の関係



「蛇の抜け殻をお財布にいれるとお金が貯まる」
今の若い人はこのおまじないを知っているのでしょうか?
私が小さい頃は、庭や道沿いに蛇の抜け殻がよく落ちていました。
これをシメシメと財布に入れていたのは懐かしい記憶です。
なぜ蛇と金運が結びつくのかというと、前述したように
蛇の脱皮が「再生」や「繁栄」「成長」に例えられ、
「お金を無限に再生する」という考えになったそうです。

 

「巳年」はどんな年になる?


巳年は成長や変革、復活と再生の象徴とされる年です。
新しい挑戦や変化に前向きになれる年と言われています。
また巳年生まれの方は、思い切って新しい事に
チャレンジすると良いと言われています。

 

蛇を祀るパワースポット

●虻田神社/北海道

 

虻田神社は、利尻山、羊蹄山、駒ヶ岳の3つの名山が一直線に並ぶ「ライン」上に位置し、北海道でも数少ないパワースポットと言われています。かつて神社の裏には白蛇が住んでおり、吉兆の象徴として人々に崇められてきました。農業守護、漁業守護、子宝、安産、出世、などのご利益があります。

 

●蛇窪神社/東京都

東京都品川区二葉にある神社で、鎌倉時代に創建され、約750年の歴史があります。
白蛇様と龍神様を祀っていて、心願成就や金運アップ、立身出世などのご利益があるといわれています。
巳の日には、2匹の可愛い白蛇「みーくん」と「シーちゃん」の姿を見ることができます。

●岩國白蛇神社/山口県

山口県岩国市にある岩国白蛇神社は、岩国市に生息するシロヘビの保護と
信仰を目的として2012年に建てられました。
シロヘビは国の天然記念物に指定されており、
地元では長年守り神として崇められてきました。
金運・開運・商売繁盛・交通安全などの御利益があり、
シロヘビをモチーフにしたデザインが神社の随所に見られます。

 

 

おわりに

神秘的な蛇は、日本人にとって昔から恐れられたり崇められたりされていた生き物なんですね。
2025年はどんな年になるでしょうか?
蛇のように古い皮を脱ぎ捨てて、成長していくような年にしたいですね!