長崎ランタンフェスティバルとは?【長崎冬の風物詩】

長崎ランタンフェスティバルとは?【長崎冬の風物詩】

2023年1月31日更新

旧正月に行われる長崎の異国情緒溢れる一大イベント『長崎ランタンフェスティバル』。過去には、のべ106万人の来場者を記録したこともある人気イベントです!


2023年は3年ぶりの開催となり、例年以上の装飾で大規模な盛り上がりを見せる予定です。


長崎ランタンフェスティバルの内容や見所をとことんご紹介いたします!


「長崎ランタンフェスティバル」の起源


長崎ランタンフェスティバルとは、日本三大中華街のひとつ『長崎新地中華街』で行われる行事です。起源は意外と新しく、1987年に中華街の振興協会が観光目的で春節と元宵節を組み合わせた独自のイベント「灯籠祭」を開催したことに由来します。


訪日中国人が増えることから日本でもよく知られている『春節』は、旧暦の正月で、中国で最も重要な祝日です。爆竹を鳴らして派手にお祝いする映像を観たことがあるという人も多いでしょう。


元宵節(げんしょうせつ)は日本でいう小正月にあたり、新年初めの満月の日となります。「夜空を精霊が飛ぶ」という言い伝えがあるため、霧の中でも精霊を見つけやすいよう、暗くなるとランタンを灯す慣習ができました。夜にはたくさんの中国提灯を灯して、皆で楽しく過ごします。


灯籠祭から長崎ランタンフェスティバルへ


長崎中華街の観光イベントとして始まった灯籠祭ですが、観光客からの人気も高く、1994年には長崎市全体の観光イベントとなり、名前も「長崎ランタンフェスティバル」に変更され現在に至ります。


長崎ランタンフェスティバルのみどころ!


2023年の長崎ランタンフェスティバルは1月22日〜2月5日の2週間行われます。


長崎新地中華街と隣接する湊公園がメイン会場となり、浜市・観光通りアーケードなど市街地を中心に約1万5千個の中国提灯が煌びやかに飾り付けられます。干支を模した大きなオブジェや龍、七福神など春節に欠かせないモチーフも大型オブジェとして街中を彩ります。


皇帝パレードも忘れずにチェック!


清王朝の皇帝・皇后が新年のお祝いをする様子を再現したパレードです。約150人の従者を引き連れ、皇帝・皇后が神輿に乗り街中を練り歩きます。


皇帝・皇后役は、長崎にゆかりのある芸能人やアイドル、スポーツ選手が務めます。華やかなコスチュームに身を包んだ皇帝・皇后を一目見ようと多くの観客が押しかけます!


異国情緒溢れる長崎を楽しもう!


鎖国中もオランダや中国との交流があった長崎には、異国情緒溢れる独特の文化が色濃く残っています。1月から2月の間に長崎を訪れる予定のある方は、ぜひ長崎ランタンフェスティバルに足を運んでみてください!


長崎といえば…UMACAでは長崎の郷土料理トルコライス風の冷凍弁当もご用意しております。(トルコライスについて知りたい方はこちらをチェック!)長崎に行けない方でも、家で長崎の異国情緒を感じませんか?