ステーキはステーキでも。『レモンステーキ』ってご存知ですか？
その名の通りステーキにレモンを添えたもので、長崎県佐世保市で生まれた人気料理です。今では佐世保市内を飛び出し、全国的に人気の高いステーキの食べ方として定着し、佐世保観光では欠かせないグルメとして知られています。
この記事では、そんなレモンステーキの歴史と魅力について詳しくご紹介します。
レモンステーキの歴史
レモンステーキは、昭和40年代に佐世保市で誕生しました。当時から、米軍基地があった佐世保市では、アメリカ兵により様々な洋食が広められ、ステーキも人気料理のひとつだったと言われています。ある日、とある洋食屋で働いていた兄弟が、夏に売れるステーキを考案し、生まれたのが『レモンステーキ』です。
ステーキといえば、厚切りの牛肉をナイフで切って食べるものですが、レモンステーキは薄切りの牛肉を使用します。薄切り肉に、さっぱりしたレモンの酸味が合わさった醤油ベースのタレをかけていただくレモンステーキは、瞬く間に佐世保市民の心をつかみ、人気の料理となったとか！
レモンステーキの食べ方
佐世保の洋食屋で出されるレモンステーキは、加熱された鉄板の上にレアの薄切り肉が乗った状態で提供されます。そこに、レモンの酸味を合わせた醤油ベースのタレをかけます。良い香りが立ち込め、「ジュージュー」一気に火がとおるので、一度裏返し、両面をお好みの焼き加減にし、いただきます。
レモンステーキの醍醐味はこれだけではありません。お肉を食べ終わったら、残ったご飯を鉄板に入れ、カレーのように、ソースをからめていただくのです！ステーキの旨味とさっぱりしたレモンの風味がご飯にマッチし、深い余韻を味わえます。
ご家庭でも簡単にレモンステーキの味を楽しもう！
長崎県佐世保市を代表するグルメのひとつ『レモンステーキ』、さっぱりした旨味が魅力の九州の牛肉で作れば、より美味しくいただけます。
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