食の宝庫九州!

食の宝庫九州!

2022年3月6日更新

美食の大地、九州!!

九州は、言わずと知れた野菜やお肉、海産物まで全ての食材が美味しい美食の大地です。
転勤で九州に引っ越したら胃袋を掴まれ、仕事を辞め永住してしまった…なんて話も聞くくらい魅力的です。
どうしてこんなに九州の食材は美味しいのでしょうか?美味しい理由を深掘りします!

 

豊かな大地

九州地方は日本の中でも火山が多い土地として知られています。火山灰から出来た特殊な土が蓄積し、水捌けの良い豊かな土壌が作られました。そして、阿蘇川を始めとした一級河川も多く保有する九州は、豊かな水に恵まれています。水と土壌に恵まれているので、美味しい野菜が作られるのですね。

九州北部に広がる筑紫平野では、その肥沃な大地と筑後川から流れる豊かな水を用いた稲作や麦作が盛んで、弾力のあるもちもちしたお米が人気です。また、ミネラルが豊富な土壌で作られる佐賀の玉ねぎは栄養価も高くて甘さも程よいと、高い市場評価を誇ります。

九州南部では、水はけの良い土を利用してさつまいもや大豆の生産が盛んです。鹿児島の安納芋はねっとりと甘くとっても美味しいですよね。また、温暖な気候を利用して栽培されるトロピカルフルーツは、国産で安心できる事から希少価値が高くなっています。

 

ぶつかり合う海

九州は4つの海(太平洋、日本海、瀬戸内海、東シナ海)に囲まれています。それらの海が玄界灘や豊後水道、日向灘に流れ込み豊かな漁場を作り出しているのです。玄界灘で取れる真鯛はぷりぷりしていて特別な美味しさです。また、豊かな大地から流れ込む河川が豊富な栄誉分を湾に流し込むので、湾内での養殖も盛んです。特に、甘くて濃厚な竹崎牡蠣や風味豊かな有明海苔は全国各地にファンを持つ人気の特産品です。

豊かな養分を含む黒潮は、鹿児島にぶつかり左右に分かれます。黒潮の養分は温暖な気候でさらに豊かになり、プランクトンを増大させてさらに豊かな海へと変化していきます。プランクトンが増えれば、餌が増えるのでイワシやニシンなどの小魚がふえ、小魚を餌とするブリや鯖もまるまると太る、というわけです。

 

 

 

 

先人の知恵の産物

野菜や海産物など、古くから豊かな食材に恵まれた九州地方では、食材を無駄にしない加工技術も発達しました。明太子などの発酵食品や海産物の干物・乾物が有名です。
美味しい食材がたくさん溢れているからこそ、土地の恵みに感謝して、大切に食べる文化が生まれたのですね!先人たちの知恵を今こそ見習いたいところです。

世界に誇る九州食材を食卓に!

美食の背景には九州の豊かな大地と先人たちの工夫が隠されていました。美味しくて栄養たっぷりな九州の食材をしっかり味わって頂きましょう!