食中毒に要注意!梅雨時期から気をつけよう!

食中毒に要注意!梅雨時期から気をつけよう!

2022年6月28日更新

ジメジメ蒸し暑くて過ごしにくい梅雨…カビは生えるし息苦しいし、早く終わらないかなと思ってる方も多いと思います。

 そんな梅雨の時期から夏にかけて要注意なのが「食中毒」です。

 年間約1000件近く起きている食中毒被害、この時期に改めて予防方法や対策について考えてみましょう!

 

梅雨時期に食中毒患者が増える理由とは?

高温多湿になりがちな日本の梅雨から夏は、食中毒を引き起こす細菌が増殖しやすい環境ともいえます。

 

とくに、肉類に付着しやすい腸管出血性大腸菌(O-157・O-111)やカンピロバクターに注意が必要です。

卵に付着した「サルモネラ菌」にも、この季節は注意した方が良いですね。

 

・食中毒の症状とは?

食中毒の症状は、食後に来ます。食後急激に来た腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などは食中毒と思われますので、症状が出た場合は早めに病院に行きましょう。

 

急な体調不良を感じ、食中毒とは気づかずに放置すると、重症化してしまう場合があります。

 

 

食中毒予防の3原則とは?

①付けない

 

食中毒の原因菌となるウイルス、腸管出血性大腸菌やサルモネラ菌を食べ物や包丁につけないよう気をつけましょう。

基本的なことですが、とても大切です!

 

生肉を置いたり切ったりした調理道具は必ず洗います。1日の最後や週末には付け置き洗いして殺菌作業を行うと安心です。生肉の近くにサラダのレタスやお刺身など、生食するものを置かない、というのも効果的ですね!

 

②増やさない

ウイルスは高温多湿を好みます。

梅雨の時期は常温=高温多なので、なるべく常温に食べ物を置かないようにしましょう。

 お惣菜や生鮮食品は、買ったらなるべく急いで冷蔵庫に入れましょう。

 前日の夜の残り物を次の日に食べる場合も注意が必要です。早めに冷蔵庫に入れておきましょう。

 

③やっつける

 

ウイルスや細菌は加熱・乾燥に弱い性質を持っています。お肉を食べる場合は、しっかり加熱してから食べましょう。卵も賞味期限切れの生卵は危険です。

賞味期限が切れてしまったら、加熱して食べるようにしましょう。

 また、定期的に調理器具を熱湯消毒したり、台所用漂白剤を使って除菌・殺菌しましょう。

 

 

暑くなったら忘れずに食中毒対策!

 

 梅雨になったら、あらためて食中毒の対策を強化するのを忘れないでください。

 

しっかり衛生面の管理をして、美味しいご飯を作りましょう!