食欲の秋!秋の味覚を楽しもう!

食欲の秋!秋の味覚を楽しもう!

2024年10月4日更新

ついにやってきました!食欲の秋!筆者は年中食欲はあるのですが・・・

秋はくだものや魚きのこ類などなど旬の食べ物が多くおいしくいただける季節でもあります。

今回は秋が旬のくだものに注目してお話したいと思います!

 

 

秋の味覚の果物といえば!皆さんは何を思い浮かべますか?

「ぶどう」「梨」「イチジク」「栗」などなど、どれもおいしい果物ばかり・・・

おいしいだけじゃない!くだものを食べると身体にもとってもいいんです!全国各地でくだものは生産されていますが、それぞれの果物の食べごろ時期と効果や効能について注目してご紹介していきます。

 

 

【ぶどう】旬8月下旬~9月中旬(ハウス栽培7月上旬~)   

 

プチっとちぎって一口サイズで食べやすく甘く芳醇なぶどうは、秋の始まりを感じるフルーツですね!

「ぶどう」とひとことに言っても、ぶどうには沢山の品種があります。

その品種は、世界でなんと10,000種以上!だそうです。

日本の産地は山梨県、長野県、岡山県、山形県が上位の産地です。

主に栽培されている品種は「巨峰」「デラウェア」「ピオーネ」「キャンベル・アーリー」「ナイアガラ」などです。

最近では「種無しぶどう」が主流になってきたり!食べやすく昔に比べて「えぐみ」が少なく、おいしく食べやすくなりましたね!

 

 

「ぶどうの効果・効能」

 

ぶどうは、ポリフェノールを豊富に含むため、動脈硬化予防、視力の回復効果を期待できます。

また、アントシアニンの抗酸化作用により、動脈硬化や脳卒中、老化防止と言った効果も期待できます。

また、レスベラトロール(赤ブドウ)という成分には長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させて、寿命をのばすのではないかという研究が発表されています。ぶどうは果糖、ブドウ糖を豊富に含み、疲労回復に効果があるのでエネルギー補給に最適な果物なんです!「ナイアガラ」という品種は強い香りが特徴で生食はもちろん、白ワインやジュースの原料としても活用されています。

 

 

【梨】旬8月中旬~9月下旬

 

シャリっとジューシーな梨、冷やして食べるとおいしいですよね!

梨は早いところでは6月下旬から出荷が始まります、さまざまな品種で12月頃まで出荷が続きます。

収穫の早い品種は、幸水、愛柑水、豊水、菊水、二十世紀などがあります。主に8月~9月に出荷され。新高、新興、晩三吉、愛宕などの梨は10月~12月ごろ出荷されます。

 

「梨の効果・効能」

 

冷やした梨の果汁は暑い日差しにさらされた身体にとっては、何よりのご馳走です!アミノ酸の一種のアスパラギン酸、良質な果糖、カリウムを含むことから、体の熱を下げ、不足した体液を補い、熱中症予防、疲労回復、新陳代謝を良くする、などの効果を期待できます。

梨独特のシャリ感のもとである石細胞は、便通をよくするのに役立ちます。また、美肌効果も期待できます!

梨って美容も健康にとっても良いスーパーフルーツなんですね!

 

 

【イチジク】旬8月~11月中旬

 

イチジクを食べたことがない、という方も意外と多いのではないでしょうか?甘くトロリとした食感の秋の味覚を是非味わっていただきたい!イチジクの魅力は何と言ってもその甘さ!メロンのようなトロリとした口あたりを楽しめます。また、甘さにはくどさがなく、後口はさっぱりとしています。美味しい見分け方は、全体が赤褐色に熟れて果皮にハリがあることです。日持ちしないので、2日~3日で食べきるのが理想です、食べきれない分は丸ごと冷凍保存をするのがおすすめです。皮のまま丸かじりで食べられますよ!

 

「イチジクの効果・効能」

いちじくは「不老長寿の果物」と呼ばれるほど豊富な栄養素を含むフルーツなんです!

食物繊維やミネラルが豊富に含まれ、たんぱく質を分解する酵素が含まれており、食後のデザートにぴったりのフルーツです。

いちじくには、水溶性食物繊維のペクチンや、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄(鉄分)などのミネラルが豊富に含まれています。また、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲン、たんぱく質を分解する酵素フィシン、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。

 

 

【栗】旬9月~12月中旬

 

そのまま茹でて食べてもおいしい栗ですが、お菓子に使ったり、栗ご飯にしたり、用途は様々!ほっこり優しい味で秋を感じますね~

ところで、私たちが食べているのは栗の「種」の部分だということをご存知でしたか?トゲトゲしたイガが、皮にあたり、その中にある鬼皮(おにかわ)が、栗の実、そして、渋皮がついた状態のものが種にあたります。

イガの中に3つ程の栗が入っているのが一般的です。栗は他のナッツ類より脂質が少なく、でんぷん質が多いのが特徴です。

 

「栗の効果・効能」

 たんぱく質、ビタミンA、疲労回復に役立つビタミンB1、老化防止に役立つB2、ビタミンC、高血圧予防や動脈硬化に効果のあるカリウム、血を作る葉酸が含まれ、食物繊維やミネラル類も豊富です。渋皮にはポリフェノールの一種である、タンニンが多く含まれています。タンニンは抗酸化作用を有しています。 そのため活性酸素によって引き起こされる老化や免疫機能の低下、がん、動脈硬化などの予防の助けになってくれると考えられます。

 

 

【まとめ】

今回は秋の旬のくだものについてお話しましたが、いかがでしたか?

くだものっておいしいだけじゃなく、健康食品も顔負けのくだもの達、身体にも美容にもとっても良い事がわかりましたね!

くだもの狩りなども楽しめる季節ですね!自分で収穫したくだものは、また格別かもしれません♪旬のくだものを食べて秋を楽しむのもいいですね♪