【食育】あらためて考えたい『食』の大切さ…

【食育】あらためて考えたい『食』の大切さ…

2023年5月26日更新

食育とは、「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの」と法律で定義されています。また、文部科学省は「子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けること」を食育と定義し、非常に重要な教育であると提唱しているのです。


食事は健やかな身体を作るために欠かせません。


今日は食事の大切さについて改めて考え、「食育」の意味や必要性について再確認してみましょう。


食育の重要性


心身ともに健康的な生活を送るためには、健康的な食生活が必要不可欠です。つまり、食べることは生きることであり、自分の食べ物に興味を持ち責任を持てるようになることで、生きるために必要な力や知恵を身につけることが出来るようになるでしょう。


食育で身につけたい力や知恵をご紹介いたします。


栄養バランスを考える力


まず、バランスの良い食事の必要性を学びましょう。炭水化物やタンパク質、ビタミンなど、どんな食べ物にどんな栄養素が含まれているのかを知ることで、健康的な食事を摂ることができるようになります。


食事を楽しむ力


食事は「楽しく」食べると良いと言われています。家族や友達と一緒に食べる「共食」で、食べる喜びを知り、健やかなココロをはぐくみます。


感謝のココロ


 

私達の食べている食事は、野菜や畜産物を育ててくれた農家の方をはじめとする、多くの人の手を介して届けられています。また、畜産物や魚など、野菜も「いのち」を頂いているという意識を忘れてはいけません。


生産過程を知ることにより、作ってくれた人や自然の恵みに感謝するココロをはぐくむのも食育と言えるでしょう。


食文化を守る大切さ


日本には「和食」という素晴らしい食文化があります。和食は栄養バランスにも優れ、自然に「食育」を学ぶことが出来る食事です。


近年は食の欧米化が進み、旬の食材を活かした和食よりもファストフードやパスタなど、欧米の料理を食べる機会が増え、和食文化が衰退してきています。普段の生活に和食を取り入れることで、食育で学んだことを実践する機会にもつながるでしょう。


家族で考える「食育」、食事は美味しく楽しく!


子どもと一緒に大人も「食育」を学んでみませんか?健康的な食生活を送るためのヒントや食品ロスを防ぐ取り組みなど、食育には今の時代を生きるヒントがたくさん詰まっています!


家族で食卓を囲む時には、意識的に「食育」をおこなってみましょう。