魅力たっぷり福岡県柳川の旅〜冬編〜

魅力たっぷり福岡県柳川の旅〜冬編〜

2024年1月29日更新

柳川といえば、掘って作られた水路「掘割(ほりわり)」に沿って柳の木が並んだ素敵な風景を思い浮かべます。柳川は「九州のベニス」とも呼ばれている美しい街でもあります。掘割では、どんこ舟に乗って「川下り」を楽しめます。史跡や資料館をめぐったり、名物のうなぎのせいろ蒸しを食べたりするのが定番。堀割沿いには柳川ゆかりの作家たちの文学碑や歌碑があり、柳川の歴史を知っておけば、よりいっそう楽しめること間違いなし!川下りだけではない、柳川の魅力をお話していきたいと思います。

 

 

 

着物を着て、柳川を楽しむ!

 

写真はイメージです  

 

 

柳川観光をする前に、せっかくだったら着物を着て歴史ある風情を楽しみながら街を観光するのも楽しそうですよね!着物を着て街歩きができる「着物体験」がありますので、昔の雰囲気を残したままの柳川の川沿いの情緒豊かな町並みと白い壁に黒い格子状の模様が入った「なまこ壁」をバックに。そこで着物姿で写真を取れば、素敵な写真が撮れること間違いなしです!

 

 

 

 

 

 

 

 

冬だけのお楽しみ「こたつ舟」で楽しもう!

 

 

 

毎年12月初旬から翌年の2月下旬頃まで限定で運航 する「こたつ舟」は名前の通り舟にこたつが設置してあります、足元に火鉢が置かれ、その上にこたつ布団がかけられています。足元ポカポカで暖を取りながら、船頭さんの楽しく軽快なお話を聞きながら約1時間程の景色を楽しんでみてはいかがでしょう。

途中、舟に乗ったまま買い物が出来る「水上売店」もあり、冬はあたたかい甘酒や揚げ餅やお菓子などの軽食を買うことが出来ます。なんだかワクワクしますね♪

 

 

 

 

 

「柳川藩主立花邸 御花」

 

 

国指定名勝の「柳川藩主立花邸 御花」は江戸時代に藩主の別邸があった7000坪の敷地に、明治期に建てられた伯爵邸「西洋館」と庭園「松濤園」が当時のまま残っています。

 

併設の史料館「立花史料館」では、立花家に伝わる大名道具を公開していて、江戸時代の大名文化を目の当たりにしたような体験が出来ます。日常から離れ 300年続くときの流れに心をゆだねてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

北原白秋が育ち過ごした柳川で白秋のルーツや暮らしを体感する

 

 

北原白秋は御存知の通り、詩人であり童謡作家でもあります。有名な童謡では♪あめあめふれふれ母さんが〜♪の「あめふり」や「赤い鳥小鳥」など皆さんも耳にしたことがある有名な童謡が数多く残されています。

 北原白秋の生家は代々屋号を「油屋」や「古問屋」と称する海産物問屋でした。しかし、 明治34年の沖端大火災で家屋の大半を焼失しました。その後、昭和44年11月に復元され、平成元年2月には母屋に附属していた隠居部屋も復元されました。現在、この生家内には白秋の著書や遺品、柳川にゆかりの深い資料が数多く展示されています。 

 

 

 

 

柳川グルメを楽しもう!

 

 

 

柳川といえば、やっぱり「うなぎ」ですね!筑後平野や有明海が近く自然豊かな柳川で採れる「うなぎ」は格別です!

柳川に行ったら是非「うなぎのせいろ蒸し」を味わっていただきたい!タレをまぶしたご飯の上に香ばしく焼いたうなぎの蒲焼きをのせて再度蒸し、錦糸卵を散らした名物の「うなぎのせいろ蒸し」は柔らかく芳醇な味と香ばしい甘い香りがたまらない、手間ひまかけた一品です。

他にも有明海で採れる海産物は珍味も多く美味しいものばかり! 筑後平野では「博多ナス」や「いちじく」など多くの農作物も生産されています。 

 

 

 

 

福岡県柳川市についてお話しましたが、いかがでしたか?冬限定の「こたつ舟」や温かい甘酒など楽しみ、柳川の歴史に触れながら、休日は冬しか味わえない柳川を楽しむのも良いですね。