この時期はスーパーでも、うなぎの蒲焼を焼く実演販売などあって、甘辛い香ばしい香りがたまらなく食欲をそそりますね!
今回は「土用の丑の日」についてお話していきます!
今年の土用の丑の日。
まず「土用」とは節分や彼岸と同じ雑節のひとつです。立春・立夏・立秋・立冬、それぞれの日までの約 18日間を指します。つまり土用は年に4回、季節ごとにあるということですね!
私達がうなぎを食べる土用は夏土用といって、立夏の前18日間を指し、毎年土用の丑の日は違いますが、2023年の土用の丑の日は7月30日(日)です。7月の後半あたりから8月の前半にかけて、夏の土用の丑の日を楽しみます。
今年は休日ということもあり、うなぎの名所や名店などに出かけて、うなぎを楽しむのも良いかもしれませんね!
土用の丑の日にうなぎを食べるようになったワケ
日本では古来より夏バテ防止にうなぎを食べる習慣があったと言われています。
土用の丑の日=うなぎとなったのには、蘭学者の平賀源内が経営不振のうなぎやに『本日、土用の丑の日』とキャッチコピーを掲げるようアドバイスした…という言い伝えが残っています。
実際に平賀源内のアドバイスであった証拠が残れていないことから、真偽は定かではないとされていますが、『江戸年中風俗之絵』という江戸時代に描かれた浮世絵の中でもうなぎ屋さんが『今日、うしの日』と宣伝している絵が残されています。
「う」がつく食べ物で無病息災を祈願
栄養豊富なうなぎに限らず、丑の日には「う」の付く食べ物を食べると健康に過ごせるという風習があります。うなぎの他にはクエン酸たっぷりの「梅干し」や胃腸に優しい「うどん」などを食べると良いですね!
今年の土用の丑の日は「う」がつく食べ物を食べて家族みんなの無病息災を祈願しましょう!