2023年春のお彼岸はいつ?お彼岸ってなにをする日なの?

2023年春のお彼岸はいつ?お彼岸ってなにをする日なの?

2023年3月17日更新

『暑さ寒さも彼岸まで』というように、お彼岸は年に2回、春と秋の始まりにやってきます。子供の頃は毎年お墓参りに行ってたけれど、大人になってからは行ってない…そんな方も多いのではないでしょうか?


この記事では2023年、春のお彼岸の日程やお彼岸の意味をわかりやすく解説いたします!


2023年(令和5年)の春のお彼岸はいつ?


春のお彼岸は春分の日とその前後3日間ずつ、計7日間をさすのですが、春分の日は「太陽が春分点を通過する日」という決まりがあるので、年によって日付が異なります。2023年の春分は昨年同様3月21日なので、春のお彼岸は3月18日(土)から3月24日(金)までの7日間となります。


お彼岸ってどういう意味?


彼岸とは、仏教の世界で悟りの世界を意味します。悟りの世界=極楽浄土という考えがあり、昼と夜の長さが等しい春分の日と秋分の日は、極楽寺浄土に一番近い日とされていたのです。


そこから、お彼岸にご先祖様を供養するという習慣が生まれました。


春のお彼岸にすることとは?


お彼岸は、仏壇の清掃をしたりお墓参りをして、ご先祖様を供養します。


仏壇の清掃


仏壇の汚れを拭き取り、綺麗にします。仏具を取り出し柔らかい布や専用のハタキで埃を取り除きましょう。


仏具を取り除く前に全体の写真を撮っておくと、戻すのが簡単です!


お供え・お参り


仏壇にお供えをし、お参りします。仏壇のお供えはいつもより豪勢にしましょう。


基本のお供物は五供(ごく)と呼ばれるお線香・お花・ローソク・お水・食べ物です。中でも、お花と食べ物をいつもより多めにお供えしましょう。


お供えする食べ物


  • ぼたもち
  • らくがん
  • 季節の果物…etc

お墓参り


仏壇にお参りしたら、お墓参りをしましょう。


墓石を磨いたり、お墓の周りの雑草を抜いたりしてお墓のお掃除をします。また、菩提寺の住職さんに挨拶もしてから帰りましょう。


春のお彼岸に食べるものとは?


お彼岸といえば「おはぎ・ぼたもち」ですね。おはぎとぼたもちは同じものですが、春に食べるものを「ぼたもち」秋に食べるものを「おはぎ」と呼びます。


また、お蕎麦には体を清める意味があることから「彼岸そば」を食べたり、伝統的な精進料理を食べるのも良いでしょう。ご家庭でお料理を作る場合は、きのこや山菜などの天ぷら・お赤飯などが定番です!


春のお彼岸はご先祖様に感謝する日!


春のお彼岸は、仏壇をきれいにしたりお墓参りをして、ご先祖様と対話する良い機会です。普段はあまり気にしていないという方も、この機会にご先祖様を供養してみませんか?