【SDGs】私たちは地産地消を実践しています!!

【SDGs】私たちは地産地消を実践しています!!

2022年4月7日更新

ミライのこどもたちの為に私たちができる事

ここ数年、国連が掲げるSDGs=持続可能な開発目標という言葉をよく耳にします。世界中の人々が一丸となって、この地球をより良い状態で未来の子供たちに託せるようにしよう、といった目標です。

私たちもエコバックを持参したり、食べ物を余らせないようにしたりと出来ることから自然に取り入れるようになってきましたね。
そのほかにも、私たちは地産地消でSDGsに貢献しようと考えています。

  

地産地消とSDGs

そもそも、地産地消とは「地元で生産されたものを地元で消費する」をさす言葉です。日本の食料自給率の低下が問題視されるようになった頃から、輸入に頼るのではなく国産の食材を積極的に食べよう!という取り組みで広く使われるようになりました。

では今なぜSDGsの観点で地産地消が再注目されているのでしょうか?それには深い理由があるのです。

 

スローフード運動

スローフードとは、「伝統的な食を見直し、食への関心を高める運動」のこと
スローフードの発祥は、1986年イタリアの歴史ある観光地「スペイン広場」にファストフード店が出店するのをきっかけに始まりました。画一的なファストフードに対抗して、「食文化の雑誌の編集者が同志を集め、イタリアのローカルフードを振る舞い、その魅力を見直そう」とはたらきかけました。

スローフード運動は、おいしく健康的で(GOOD)、環境に負荷を与えず(CLEAN)、生産者が正当に評価される(FAIR) 食文化を目指すことを目標に掲げています。つまり、地産地消はスローフード運動の主要な取り組みと言えるのです。

地産全消と地産地消

では、なぜ地産地消にこだわるのでしょうか?地産全消(地域で作った食べ物を全国で消費する)でも問題ない気がしてきますよね。なんと実は、そこにSDGsの課題が隠れていました。

地方の食材を全国で消費してもらうためには、まず中央卸売市場と呼ばれる卸売り市場に食材を運びます。そこからさらにスーパーなどの小売業者が買い付けて各店舗に運ぶ、と言う流れが生まれますよね。
そうすると、食材をあちこちに移送させなくてはならないので、輸送する距離が必然的に伸びます。その輸送距離のことを「フードマイレージ」といいますが、フードマイレージが高くなると、輸送にかかるエネルギーが増えてしまいCO2の排出量が増え、環境破壊につながるのです。

そのような理由から、より環境に配慮した地産地消の取り組みが盛んになっています。産地直送で食材を生産者から直接購入すれば、仲介業者を挟まないので輸送エネルギーを削減できます。
また、卸売にかけたりスーパーに陳列される時間もカットできるので、より新鮮な食材を味わえるのも大きな魅力ですね!

 

新鮮な野菜を使った美味しいお弁当

私たちのお弁当も、地産地消にこだわり、九州でとれた新鮮な食材を使って作っています。環境にも配慮し、栄養バランスも考慮された安心美味のお弁当です。ご家族で美味しくお召し上がりください!