海外のお弁当のお話

海外のお弁当のお話

2022年7月21日更新

「お弁当」の定義について考えてみたことはありますか?辞書によると、

外出先で食べられるように携帯できる食事のことをさすそうです。

 

遠足やお花見など特別な日だけでなく、

日々のお昼ご飯にもお弁当を持っていく方は多いですよね。

 

私たちの生活に欠かせない「お弁当」…海外にもあるんでしょうか?

今回は海外のお弁当事情についてのお話をしたいと思います!

 

 

海外のお弁当事情

日本で言うお弁当、欧米では「ランチボックス」インドには「ダッバー」と言うお弁当箱のようなものがあります。

 

それぞれ特徴をみてみましょう!

  

・欧米のランチボックス

 

アメリカやヨーロッパのお弁当といえば、lunch boxです。プラスチック容器にサンドイッチやフルーツなどを詰めた簡易的なお弁当です。

映画や海外ドラマでみたことがあるかもしれませんね。

 

基本的に、お昼ご飯用のランチボックスはとってもシンプルです。

公立でもほとんどの学校にカフェテリアがあるうえ、アメリカでは「スナックタイム」というオヤツの時間があるのも影響しているのかもしれません。

スナックタイム…日本でも導入して欲しいですね!

 

ちなみに、日本のお花見のように、海外でもピクニックの時には腕によりをかけて…サンドイッチを作ります!こうやって考えると、サンドイッチとおにぎりは似たポジションなのかもしれませんね。

 

・インドの弁当配達人、ダッバーワーラー

 

 

 

インドにはダッバーワーラー(Dabbawala)と呼ばれるお弁当を配達する人達がいます。 その規模が凄いんです!なんと20万人分のお弁当をダッバーワーラーが配達しています。

 

インドの大都市ムンバイで昔から行われている仕組みで、午前中決まった時間までにお弁当を玄関前に出しておくと、ダッバーワーラーがピックアップし、職場に届けてくれます。そして食べ終わった容器を決まった時間に出しておけば、またダッバーワーラーが持ち帰ってくれるのです。

 

その配送作業は、ほとんどミスがないことで知られていて1600万回に1回という驚異的なエラー率だそう…世界的な大手配送業者などが参考にするために度々視察に訪れているそうです。

 

ビジネス的な面で世界的に有名なダッバーワーラー。なぜそこまでしてお弁当を配達するのでしょうか?

 

その理由はいたってシンプル、「作りたての温かい手料理が食べたいから」

家庭の味が愛されているのですね!

 

 

日本に根付いたお弁当文化

 

 

 

海外のお弁当事情、知ると奥深いですね。

私たち日本のお弁当文化も、『bento』として世界から注目されているほど奥深いものがあります。

日本のお弁当は、仕出し屋の高級弁当・駅弁・手作りキャラ弁など、多種多様でおかずが豊富なのが特徴です。

 

UMACAではそんな日本の弁当文化の心を大切にし、日々美味しいお弁当を作っています。みなさまもUMACAの弁当をぜひご賞味くださいね。