5月は自律神経が乱れやすい時期!心も身体も整えよう!

5月は自律神経が乱れやすい時期!心も身体も整えよう!

2025年5月8日更新

 春と初夏を満喫できる5月は、過ごしやすい一方、身体の不調が起こりやすい季節でもあります。いわゆる「5月病」と言われる症状が出てきます。

 今回は5月病の原因のひとつとされる「寒暖差」、そしてストレスによる「自律神経」の働きに注目してお話したいと思います。




寒暖差と新生活の影響



 まずは「寒暖差」について。5月の朝晩は、暖房が必要になるほど冷え込む日もあれば、半袖で過ごせる暖かい日もあるなど、気温が大きく変動しやすい時期です。激しく気温が上下するこの寒暖差が、自律神経に影響を与える可能性があるとされています。なかでも「交感神経」が優位な状態が必要以上に続くと身体のエネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなることも。これが「5月病」の症状に関わってくるのです。また新年度が始まり新しい環境によってストレスがかかり自律神経が乱れやすく、体調に影響してしまう方も珍しくありません。大きく体調を崩す前に、しっかり対策していきましょう。



そもそも自律神経って何?



 特に理由が見当たらないのになんとなく調子が悪い、やる気も出ない…..そんなことはありませんか?生活が不規則になったり、運動不足になったり、ストレスを感じたりして、さまざまな不調があります。「心理的ストレス」「身体的ストレス」「不規則な生活」がその背後にあると考えられるのが自律神経の乱れです。

 

 


まずはチェック! 今、自分の自律神経の状態は?

自律神経の状態をセルフチェック!

 

 


▢ すぐ疲れる

やる気が出ない

頭痛を起こすことがある

気分が滅入りがち

肩がこる

理由もなくイライラする

腰痛がある

集中できない

便秘や下痢ぎみ

緊張しやすく、ストレスを受けやすい

肌があれる

よく眠れない

手足が冷たい

いくら寝ても疲れがとれない

よく風邪をひく

朝すっきり起きられない

 

 

 上記の症状は自律神経の乱れによって起こる代表的な症状です。思い当たる項目があれば、自律神経が乱れている可能性があります。当てはまる数が多いほど自律神経の乱れが大きいと考えられます。





寒暖差に負けない身体づくりで自律神経と

身体を整えよう!


 寒暖差に負けない身体づくりって具体的に何をしたらいいの?と思う方も多いと思いますので紹介していきますね。

 

 


1.朝食を食べる

 まずは規則正しくバランスの良い食事を朝·昼·夕と、とることが大切ですが、中でも「朝食」は大切です。寝ている間に下がってしまった体温を上げて、同時に自律神経も整える効果があります。朝食を食べて元気な1日を過ごしてみましょう!



2.太陽光を浴びる

 天気のいい日は外に出て日光浴がおすすめ。特に朝の太陽光は体内時計をリセットしてくれるので、自律神経の安定にピッタリです。同時に、太陽光を浴びると幸せホルモンと呼ばれる脳内物質の「セロトニン」の合成が盛んになり、朝日は憂鬱な気持ちを和らげる作用があり最適なのです。


3.運動をする

 運動は複雑な動きや激しいスポーツをする必要はありません。ウォーキングや軽めのランニング、軽い筋トレといった運動は自律神経の乱れを予防するのにおすすめです。お風呂に入りながら頭皮マッサージや腕や肩のストレッチなど、長い時間、ゆっくり続けられる程よい運動量が、自律神経によい刺激を与えてくれます。気持ちよく、気分転換にもなり心と身体にとても良いですよ。



4.湯船につかる

 温かい湯船に浸かることは、血行促進の効果と、なによりもリラックス効果が得られます。好きな香りのアロマオイルを使ったり、ゆったりとした音楽を流してゆっくり過ごすのもいいですね、お風呂にゆっくり浸かり身体を温めることで、質の良い睡眠にも繋がりますよ、





 新しい環境が始まり、心身共に疲れやストレスが溜まりやすい5月。毎日を楽しく過ごすためにも、寒暖差に気をつけながら自律神経を安定させて、気持ちよく5月を乗り越えましょう。