数の子に昆布巻き、黒豆…みなさんはおせち料理と言ったら何を思い浮かべますか?
お正月の特別な伝統料理、おせち。その内容には様々な意味が込められています。今日はおせち料理に入れる定番の品とそれぞれにこめられた意味をご紹介します!
▋おせちの詰め方にはルールがあるって本当?
重箱に綺麗に詰められたおせち、実は詰め方や詰める順番にちょっとしたルールがあります。
伝統的なおせち料理は「祝い肴」「口取り」「酢の物」「焼き物」「煮物」の5つに分けることができ、それぞれ何段目の重箱に詰めるのか決められています。
祝い肴と口取りは●一段目の「一の重」に、●焼き魚は「二の重」、●酢の物を「三の重」、●煮物を四段目の「与の重」に詰めます。
このルールは五段の重箱に詰める場合のルールなので、一段〜三段の重箱に詰める場合は臨機応変に詰めて問題ありません。
ただし、偶数は割れることから縁起が良くないと言われるので、5品や7品など奇数になるように詰めると良いとされています。
五段目に入れるものを知りたい方はおせちコラム②を読んでみてくださいね♪
▋おせち料理の定番メニューとその意味
黒豆や伊達巻きなど、おせち料理の定番メニューとその意味をご紹介します。
まずはおせちに欠かせない「祝い肴」、中でも以下の3種の祝い肴は外せません。
◆田作り◆
片口いわしを乾燥させた「ごまめ」のこと。田畑の高級肥料としてイワシを埋めるという方法があり、そこから豊作を願ってイワシを食べる習慣が生まれたといいます。「ごまめ」には「まめ(体が丈夫であること)」という言葉が入っていることや、「五万米(ごまめ)」の当て字をし、今年一年の豊作・健康を願います。
◆黒豆◆
今年一年、健康で勤勉に過ごせるようにという願いが込められています。真っ黒になるまで日に焼けることから黒豆を食べるようになったそうです。
◆数の子◆
ニシンの卵である数の子は名前の通り数が多いことから、子孫繁栄の意味が込められています。また、ニシンは「二親」とかくため、両親の健康・長寿を願う意味もあります。
◆たたきゴボウ◆
根が深く張るゴボウを柔らかく煮て叩いた料理で、たたいて開くことから、「開運」の意味が込められ家業繁栄の願いがあります。
◆紅白かまぼこ◆
半円形が初日の出の形に似ていることから、おめでたい象徴とされています。 赤色は魔除け、白色は清浄の意味を持っています。
◆栗きんとん◆
きんとんは「金団」と書き、金色の団子・座布団という意味があります。お金が貯まるようにという願いが込めてあり、食べることで勝負運や金運などが上がるとされています。
◆伊達巻き◆
鮮やかな色から派手・おしゃれを意味する伊達という名前がついています。また、巻物のような形をしている事から、知恵が深まるようになどの意味が込められています。
▋意味を知って、おせち料理を深く味わいましょう
年の初めに縁起の良いおせち料理を食べ、今年一年幸せに過ごせるようにと願う…古き良き風習ですね。
「頭が良くなりたいから伊達巻きを食べよう!」なんてふうに、今年はおせちのメニューに込められた意味を思い出しながら味わってみるのも良いかもしれません。
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